今回は京都牝馬ステークスについて書いていきます。
先週は月曜日に予定されていた小倉競馬が降雪により火曜日に順延。
3日間開催が4日間開催になり、今週の競馬までもう時間がありません。
今週はGⅠレースフェブラリーステークスを含め4重賞ありますので、我々ブロガーにとってはかなりの鬼畜ローテです(笑)
まずは、土曜日に行われる京都牝馬ステークスです。
昨年の2着馬のワンスインナムーンや前走重賞勝ちのミスパンテール等が出走してきます。
登録自体は13頭と少ないですが、意外な穴馬の出番もあるかもしれませんね。
注目のレースとなりそうです。
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過去10年のデータ
※現在の1400mになったのは2016年からで、過去のデータは使いにくいかと思いますが、一応書いておきます。
枠順
極端な枠は割引です。
同コースで行われている過去2年で考えると外枠有利な傾向にあります。
人気
1番人気、2番人気は安定していますが、それ以降は拮抗していますね。
上位人気を軸に穴に流す買い方が良さそう。
過去2年を見ると、
1番人気→7番人気→5番人気
1番人気→6番人気→3番人気
と同様の傾向ですね。
年齢
4歳馬が圧倒的に有利。
過去10年で7勝を挙げています。
過去2年で見ると、2年連続4歳馬、5歳馬、6歳馬が1頭ずつ馬券になっています。
脚質
脚質はほぼイーブン。
現代競馬の傾向を考えると差しが決まりやすいレースと言えるでしょう。
過去2年を見ても2年連続で先行馬1頭+差し馬2頭の構成です。
上位人気馬の考察と追い切り分析
続いて上位人気が想定される馬を見ていきます。
ワンスインナムーン
昨年の京都牝馬S2着でスプリンターズS3着の実績馬。
先行力のある馬で、粘り強い競馬が持ち味。
恐らく高松宮記念への叩き台かと思われますが、実は持っている賞金は少ない。
悠長に叩き台のレースをしていると賞金が足りなかったという事態も考えられますので、賞金加算はしておきたい所。
それなりに仕上げてきているのではないでしょうか。
仕上がっているなら当然有力。
最終追い切りに注目です。
<<最終追い切り>>
美浦坂
50.6-37.2-24.6-12.0 強め
全体時計、終い共に抜群。
文句の付けようのない追い切りだと思います。
恐らく自己ベストを更新していると思いますし、近走で一番のデキにあると思います。
ここを取りに来ている可能性は高そうです。
ミスパンテール
前走ターコイズSで重賞勝ちを収めました。
チューリップ賞でソウルスターリングの2着。リスグラシューにも先着しており、能力は高い馬。
ターコイズSは鞍上の好騎乗もありましたが、ラスト100mだけで勝負を決めた印象で、かなり強い競馬だったと思います。
しかし、今の京都のタフな馬場が合うかと言われるとこれまた微妙。
さらに別定戦という事で、55キロの斤量を背負います。
軽斤量で好走してきた馬で、一気に斤量が増える今回です。
ここで勝ち負け出来る様なら本物でしょう。
半信半疑な所はありますね。
<<最終追い切り>>
栗東坂
54.5-38.1-24.3-11.9 馬也
終いの伸びは秀逸で12秒を切ってきました。
明らかに前走時よりも良化しており、この馬も状態は良さそう。
ソルヴェイグ
この馬もワンスインナムーンと似たタイプの馬です。
2016年のスプリンターズS3着もあり、スプリント能力は高い。
この馬も高松宮記念を目指している馬だと思いますが、賞金的にはギリギリ。
ここで加算出来れば出走できると思いますので、何とか2着までには入りたい所でしょう。
<<最終追い切り>>
栗東坂
52.5-37.9-24.7-12.3 馬也
馬也で好タイム。
追えばいくらでも伸びそうな雰囲気はあり、状態は良さそう。
しかし、バツグンに良かった昨年の高松宮記念の時の追い切りに比べるとさすがにやや劣るか。
デアレガーロ
この馬は適正が非常に分かり辛い。
1200m~2000mで勝ち鞍があります。
しかし、共通して言えることは中山巧者。
前走はクリアザトラックを破り準OP卒業。
2走前はヴィクトリアマイル3着のジュールポレールと0.3秒差とOPクラスでも十分にやれると思います。
別定戦ですので54キロの斤量も良いですね。
初の関西輸送をこなせればチャンスありそうです。
<<最終追い切り>>
美浦南W
52.3-37.4-12.5 馬也
好時計をマークし、併せ馬を圧倒。
直線を向いてからの伸びは素晴らしく、追えばもっと時計は出ていたでしょう。
追い切りの内容は非常には良く、力は出せる状態にあると思います。
ミスエルテ
2歳時には同舞台で行われたファンタジーSを制しています。
その当時はソウルスターリングと怪物フランケル産駒と騒がれましたが、その後は全くいい所無し。
ドスローからの瞬発力勝負を制してきましたが、今のタフな馬場は無理。
OPクラスで活躍している馬も少ないので多少人気してくるかとは思いますが、個人的には見た瞬間に消しの馬です。
<<最終追い切り>>
栗東CW
69.2-53.8-38.6-11.3 一杯
馬場の大外を通って猛時計をマーク。
終いの伸びも素晴らしく11.3秒と破格の時計。
しかし、追い切りはいつも素晴らしいのですが、本番になるとダメになる馬ですので、信頼はしにくい。
追い切りは出走馬の中でもトップクラスに良いと思いますよ。
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確定した枠順と寸評
さぁ、枠順も発表されました!
人気を集めるであろうワンスインナムーン、ソルヴェイグは内目の枠。
ミスパンテールは真ん中の枠を引きましたね。
それぞれ思いどおりの枠を引いたのではないでしょうか。
展開予想
簡易版の展開予想として、4コーナーの攻防を予想しました。
ワンスインナムーン、ソルヴェイグはスタートも良く、スピードも速い。
この2頭が引っ張る形でしょう。
ミスパンテールは後方の内で脚を溜めます。
ペースはミドルペース。
前も残る後ろも差せる展開になりそうですね。
以上過去の傾向や出走馬を見てきました。
上位人気馬は叩き台のレースかと思いきや、意外と賞金が少なく、ここを取りに来ている可能性もありますね。
そうなれば堅いレースになるかもしれません。
しかし、他の馬も牝馬限定戦なら重賞でもやれる可能性を秘めている馬も見られます。
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■フェブラリーS
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最も取りたいのは3連単。
2017年から過去3年で見ると、4位予想馬、6位予想馬、7位予想馬が馬券に絡んでいます。
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