今回は現代競馬を席巻する3頭の種牡馬について書いていきます。
競馬予想をする際に血統を見る方も多くいると思います。
人間でもそうですが、東大生の親からは頭のいい子が生まれやすい。
スポーツ選手の親からは運動神経のいい子が生まれやすい。
といった現象も良く見られます。
馬でも同様で、競馬はブラッドスポーツとも言われ、どの馬の子供なのかを重視する傾向にあります。
特に父親の遺伝を多く受ける用で、父親がどの馬なのかで人気も変わってきます。
現代競馬では、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの3頭が流行しています。
この3頭の特徴を見ていきましょう。
ディープインパクト
競馬を知らなくてもでもこの馬の名前は知っているという方も多いのではないでしょうか?
現役時は「近代競馬の結晶」とも呼ばれた最強馬。
現役時は通算13戦12勝。
唯一負けた1戦も2着。
無敗でのクラシック3冠、菊花賞時の単勝オッズ1.0倍、最高単勝オッズ1.3倍と異次元の馬です。
産駒に引き継がれる特徴としては、高い総合力と圧倒的な瞬発力。
直線での爆発力は他の種牡馬を圧倒します。
迷ったらディープインパクトと言ってもいいくらいの能力で、
初めて種牡馬リーディングを取った2012年から5年連続でリーディング。
2017年もほぼ間違いないでしょう。
代表産駒は、サトノダイヤモンド、キズナ、ハープスター、ジェンティルドンナ等書いていくとキリがありません。
総合力の高い馬が揃っていますね。
キングカメハメハ
ディープインパクトに抜かれるまでは2年連続種牡馬リーディングとして君臨していましたが、抜かれてからは5年連続2位。
現役時は8戦7勝3着1回とディープインパクトに引けを取らない成績です。
3歳の秋で屈腱炎が発覚し引退してしまいます。
種牡馬としての特徴は総合力の高さ。
芝、ダート、短距離、長距離問わず活躍馬を排出しています。
何と言ってもサンデーサイレンスの血を持っていないことが最大の売りです。
近代競馬はサンデーサイレンス産駒で席巻されていたこともあり、サンデーサイレンスの血を持った能力の高い牝馬への種付けに重宝されています。
代表産駒は、ドゥラメンテ、ロードカナロア、アパパネ、ホッコータルマエ等、バラエティに富んだメンバー構成ですね。
ハーツクライ
近代競馬の結晶「ディープインパクト」を唯一破った馬で有名です。
現役時は17戦4勝と上記の2頭と比べると平凡です。
しかし、近年流行している種牡馬で、特徴は豊富なスタミナ。
さらに大物喰いの一面は産駒にも引き継がれ、大舞台で力を発揮する事が多い。
代表産駒は、ワンアンドオンリー、ジャスタウェイ、ヌーヴォレコルト。
大一番で最大限の能力を発揮した馬達でしょうか。
以上今回は種牡馬について書いていきました。
少しでも参考になれば幸いです。
今回はここまで。
また次回もよろしくお願いします。