今回は中山記念について書いていきます。
昨年のマイルCSの覇者ペルシアンナイトが出走という事で注目を集めそうですね。
登録時点で10頭と少頭数ですが、GⅠ馬3頭、重賞勝ちとなると8頭と好メンバーが集結した印象です。
当然ですが、3頭のGⅠ馬は叩き台であっさり負ける可能性も秘めています。
逆に賞金加算を目論む馬も良そうですし、一筋縄ではいかないでしょう。
しっかり考察して的中へ繋げていきましょう!!
と、その前に。
先週のフェブラリーステークスの結果を少し振り返っておきます。
サイン馬券を考察していましたが、サインがドンピシャにハマりました!
テレビCMとプレゼンターの小島瑠璃子さんからサインを考察した記事となっているのですが、
テレビCMからは、「ゴールドのG」という事でゴールドドリーム。
プレゼンターからは、「みんなのゆめ」からゴールドドリーム、ノンコノユメ。
のサインを発見。
結果は、ノンコノユメ1着、ゴールドドリーム2着と、「ゆめ」がサインとなるサイン馬券でした。
馬券的には外してしまいましたが、少しはお役に立てたのではないでしょうか?
馬券を取られた方、おめでとうございます!!
では本題の中山記念の予想へ行きましょうか。
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過去3年の中山記念
2017年
1着 1番 ネオリアリズム (M.デム) 3番人気
2着 5番 サクラアンプルール (横山典) 8番人気
3着 9番 ロゴタイプ (田辺) 7番人気
逃げたロゴタイプ、先行したネオリアリズム、イン差ししてきたサクラアンプルールの上位となりました。
ペースはスローペースで流れ、前の馬が有利な展開に。
1番人気に推されたアンビシャスでしたが、終始外を回らされる競馬で追い込んでくるも4着の結果でした。
前、内に拘った馬が上位となりましたね。
2016年
1着 9番 ドゥラメンテ (M.デム) 1番人気
2着 10番 アンビシャス (ルメール) 4番人気
3着 2番 リアルスティール (福永) 2番人気
ダービー馬のドゥラメンテの復帰戦という事で注目を集めました。
レースは好位の外で競馬をしたドゥラメンテが1着、後方から大外一気の競馬をしたアンビシャスが2着。内で脚を溜め、直線だけ外に出したリアルスティールが3着という結果でした。
スローペースで進んだレースでしたが、上位3頭は明け4歳馬で、世代上位と言われていた馬達。
力が違った印象でしたね。
2015年
1着 4番 ヌーヴォレコルト (岩田) 3番人気
2着 7番 ロゴタイプ (C.デム) 2番人気
3着 11番 ステファノス (シュタルケ) 4番人気
好位の内で脚を溜めたヌーヴォレコルト、ロゴタイプが1着、2着。
離された3着に外から追い込んできたステファノスの形でした。
ペースはスローペースで前目に付けた馬が有利な展開となりましたね。
まとめ
過去3年のレースを見てきましたが、
・内、前の馬が有利
・スローペースからの瞬発力勝負
の傾向がありますね。
過去10年のデータ
続いて過去10年のデータを見ていきます。
枠順
内枠有利ですね。
中山開幕週ですので内が伸びる馬場なのでしょう。
人気
1番人気馬はあまり好走していません。
しかし、2~4番人気馬の複勝率は60%と安定していますね。
年齢
4~6歳馬が有力。
比較的フレッシュな馬が好走していますね。
斤量
56キロの馬の好走率が極端に悪いですね。
今年はほとんどが56キロで出走します。
これは気になるデータになりそうです。
脚質
先行馬中心ですね。
差し馬は内から馬群を割ってくる競馬が求められます。
出走馬分析と追い切り診断
※追い切り診断追記しました!!
続いて、出走馬を見ていきます。
アエロリット
昨年のNHKマイルの勝ち馬。
札幌でのクイーンカップも制しており、小回り適正も高い。
過去大きく崩れたレースは桜花賞と秋華賞。
いずれも関西圏の競馬ですね。
これを見ると輸送に難がありそうですので、関東での競馬は大きなプラスでしょう。
先行力もあり、このレースにはマッチしそうですが、叩きの1戦であることは間違いないでしょう。
休み明けもすっきり走る馬ですのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが・・・
<<最終追い切り>>
美浦南W
52.9-38.8-12.9 馬也
2馬身ほど馬を追いかけきっちり先着。
3歳時は坂路で追い切ることが多く、比較が難しいですが、馬の動きを見ても重心の低い良い走りが出来ていると思います。
状態的には悪くないデキにあるでしょう。
ウインブライト
戦績を見ると、確実に小回り巧者。
今年1度レースを使っており、状態面でのアドバンテージがありますね。
恐らく大きい所では厳しいという意識もありそうで、目先の取れる重賞を取りに来ると思います。
前走中山金杯も重いハンデを背負いながら好走していますし、ここでも力は足りるでしょう。
しかし、内に拘る競馬というイメージは無く、外を悠々と回る競馬のイメージが強い。
レースのタイプは少し違う気がしますね。
<<最終追い切り>>
美浦南W
86.4-68.7-53.6-39.5-13.1 馬也
2着に好走した前走中山金杯の時とほぼ同じ内容です。
良くも悪くも前走のデキをキープといった所でしょう。
ヴィブロス
昨年5着の馬。
この馬も叩きのレースで、ここを叩いてドバイでしょう。
能力自体は高い馬ですが、内で立ち回る馬では無く、ここを取りに来る必要もありません。
この馬は違う気がしますね。
<<最終追い切り>>
栗東坂
54.7-39.7-25.4-12.6 馬也
エリザベス女王杯の時と比べても明らかに劣る内容。
叩き台仕様の仕上がりと見て良さそうです。
サクラアンプルール
昨年の2着馬です。
内を上手く突いての2着で、鞍上のファインプレーが大きかったと思います。
前走有馬記念もいい手応えで、直線を迎えましたが、スワーヴリチャードの斜行の最大の被害者となってしまいジエンド。
戦績を見ても中山巧者であることは間違いなく、GⅠの舞台も厳しいことはもうわかっているでしょう。
目先の賞金を取りに来るのであれば重視したい。
内枠を引けばなお有力。
<<最終追い切り>>
美浦南W
69.4-54.7-40.5-13.5 馬也
併せた馬には軽々先着。
元々追い切りで時計を出す馬ではありませんので、このくらいの時計でも十分。
実際、昨年の中山記念の時の追い切りと比較しても劣るものでは無く、同等の内容を消化してきています。
馬は仕上がっており、力は出せる内容でしょう。
ショウナンバッハ
前走AJCCでは穴軸として狙いましたが6着。
追い切りも非常によく、メイチ気配濃厚でしたが足りませんでした。
前走だめなら今後もダメだろうと思っていましたので、今回は消しです。
<<最終追い切り>>
美浦坂
49.2-36.0-24.0-12.2 一杯
どえらいタイムを出してきました。
前走時でもかなり早いタイムでしたが、それをさらに更新。
美浦の坂路で50秒を切ってくるのは相当なものです。
消し評価の馬でしたが、これは考え直す必要がある追い切りでした。
ディサイファ
前走AJCCでは僅差の4着。
惜しい競馬でした。
年齢も9歳という事で、年々ズブさが増してきている印象で、ここにきての距離短縮はマイナスだと思います。
先行馬も多く、ここは苦戦を強いられそうですね。
<<最終追い切り>>
美浦坂
51.9-37.5-24.4-12.3 一杯
この馬も好タイム。
併せ馬にも1馬身先着です。
近走の中でも一番いいタイムで、状態自体はかなり良さそう。
この馬の持っているものは出せる内容ですね。
ペルシアンナイト
昨年のマイルCSの覇者。
絶望的な位置から馬群を捌いて来ての勝利で、価値のあるものでした。
皐月賞2着の実績もあり、中山競馬場も攻略していますが、当時の皐月賞はマイラーが有利になる展開と鞍上の好騎乗もありました。
この馬のベストの距離はマイルでしょう。
当然ながら叩き台の1戦ですので、過信は禁物です。
<<最終追い切り>>
栗東CW
84.4-67.2-51.6-37.6-12.0 馬也
1週前にウッドで好時計を出しており、最終は無理はしない追い切りでしたね。
併せた馬にも辛うじて先着といった感じで、飛び切り良いとは思いません。
やはり叩き台仕上げといった内容か。
マイネルサージュ
マイネル2頭出しの1頭目。
準OPを卒業してからオープンの壁にぶつかっている印象。
前走白富士Sでは3着と好走しましたが、少頭数の差しと展開に恵まれるものでした。
ここは厳しいでしょう。
<<最終追い切り>>
美浦南W
68.7-53.1-39.9-13.2 馬也
併せ馬にはきっちり先着。
近走と比べてもそん色ない動き、時計です。
この馬自体の力は出せる状態でしょう。
マイネルハニー
マイネル2頭出しの2頭目。
マイネルで好走できる可能性があるのはこっちでしょう。
現在OP特別を2連勝中。
先行力が高く、直線での粘りも強い馬で、このレースには向きそうな気がしますね。
しかし、昨秋から休みなく使われ続けており、状態面の上澄みは少なそう。
昨年も使い詰めだった冬場の後半は大きく崩れており、どこまで状態を維持できているかが見もの。
追い切り過程に注目です。
<<最終追い切り>>
美浦南W
71.0-55.1-40.3-12.9 馬也
4頭併せとかなり実戦を意識した追い切りでした。
その中でも楽な手応えで最先着。
内容自体は悪くないと思います。
マルターズアポジー
この馬の事は熟知しているつもりですのでお任せください。
何がどうなっても逃げる馬で、突かれなければ強い競馬をします。
逆に他馬に絡まれたりすると一気に弱さを見せます。
今回絡んでくる可能性のある馬は、アエロリット、マイネルハニーの2頭でしょう。
マイネルハニーについては過去何度か同じレースを走っていますが、一度も絡まれていませんので、問題はアエロリットの方。
アエロリットは叩きのレースで無茶な競馬はしてこない可能性が高い。
そうなるとこの馬のペースになる可能性もありますね。
休み明けは比較的苦手な方ですので、仕上がっているかは要確認。
<<最終追い切り>>
美浦南W
68.4-53.6-39.1-12.7 馬也
時計的にはまずまずですが、夏に好走していた時と比べると若干劣る印象。
少なからず休み明けの影響はありそうですね。
確定した枠順と寸評(NEW!)
金曜日になり、枠順も発表されましたね。
人気所を確認すると、ヴィブロスは3番、ペルシアンナイトが4番、ウインブライトが5番と中目の枠に集まりましたね。
元々少頭数ですのでそこまで枠の影響はないかと思いますが、悪くない枠を引いたと思います。
展開予想(NEW!)
展開予想は別記事にて作成しました!
こちら→【中山記念、阪急杯2018の展開予想】レッドファルクス、ペルシアンナイトで本当に大丈夫?
の記事にて作成していますので、併せてご覧ください!!
以上過去の傾向や出走馬を見てきました。
上位人気に推されそうな実績馬は当然叩き台のレースですので、どれくらい仕上がっているかを見極める必要がありそうですね。
仕上がっていなくても楽に勝てるような抜けた馬はいないと思っていますので、ここを取りに来ている馬を狙いたい所。
最後にブログランキングにて中山記念で追い切りが良かったと思う馬を発表します。
是非とも確認お願いします!
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【重賞2レース予想】3連単を狙いやすいのは中山記念
的中に特化した予想。
2月17日(土)三連単・三連複52.8%、それ以外は全て80%以上の的中率という高水準を叩き出しました。
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それでは、各レースをこのデータ予想の過去結果から分析していきます。
■中山記念
今週末一番の的中率に期待できるレースです。
というのは、過去3年1着から3着までのほとんどに指数1位から4位の予想馬が馬券に絡んでいます。
指数1位から4位で馬券を組み立てるだけで安定的に勝てますね。
最も取りたいのは3連単。
週末までにじっくり研究したいと思いますが現時点でわかっていることは2014年3着と2017年2着以外【すべて指数値30以下で馬券決着】
今週末は中山記念が一番勝ちやすいレースだと思います。
みなさんも週末までにこの指数について少し調べてみてください。
また、中山記念の予想については、サイト運営者「北条氏のブログ」にて日曜日昼に無料公開されますので楽しみにしてみてください。
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■阪急杯
阪急杯の予想は難しいですね。
中山記念の予想で言った通り注目は【指数値30以下】です。
指数順位こそ下位の馬が絡んでいますが、約7割が指数30以下です。
これを基準にその他の情報を組み合わせて予想していきたいと思います。
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今週末は重賞2鞍。
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