今回は今週末に札幌競馬場で行われる「ワールドオールスタージョッキーズ」について書いていきます。

毎年この時期に行われるイベントで、ＪＲＡ選抜と世界＆地方選抜でポイントを争います。

毎回自分が思うのが、世界選抜のジョッキーについての知識が無さ過ぎるという事。

世界選抜に選ばれてはいるもの大したこと無い騎手もいるかもしれません。

今年来日するジョッキーはどういうジョッキーなのかを中心に書いて行こうと思います。

という事で、まずはアンケートから。

では本題へいきましょう！！

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ワールドオールスタージョッキーズ２０１８

概要

まずはこのイベントの概要をさらっとおさらいしていきます。

簡単にまとめると、世界選抜チームとＪＲＡ選抜チームでポイントを争います。

土曜日、日曜日に対象レース合計４レースを行い、その着順に応じてポイントが与えられます。

最も多くのポイントを獲得した騎手は個人優勝として表彰されます。

与えられるポイントは以下の通り。

１着　　　３０点

２着　　　２０点

３着　　　１５点

４着　　　１２点

５着　　　１０点

６着　　　　８点

７着　　　　６点

８着　　　　４点

９着　　　　２点

１０着以下　１点

では次に出場ジョッキーを見ていきます。

世界・地方選抜騎手

ラファエル・ベハラーノ（アメリカ）

２００５年に一度出場したジョッキーです。

昨年もアメリカＧ１を２勝しており、南カリフォルニア地区で毎年リーディング争いをしているジョッキー。

騎乗技術は高く、アメリカのジョッキーという事でダート戦で力を出してくるのではないでしょうか。

サマンサ・コレット（ニュージーランド）

ニュージーランドの競馬一家で育ち、兄も元騎手で現在調教師。

そして今回の目玉でもある女性騎手になります。

Ｇ１勝ちこそありませんが、昨年はニュージーランドでのリーディングジョッキーになっている腕の持ち主です。

Ｇ２、Ｇ３の重賞勝ちもありますし、女性騎手と言うだけで舐めてかかると痛い目に遭うでしょう。

シェーン・フォーリー（アイルランド）

アイルランドの騎手で、短期免許で日本にも来日経験があるジョッキー。

競馬好きの方にとっては聞いたころある名前かもしれませんね。

京成杯をプロフェットに騎乗し勝利し、ＪＲＡの重賞ウイナーでもある騎手です。

騎手としての能力も高く、今年もアイルランドのＧ１を勝利しています。

日本の競馬も知っているジョッキーですし、良い競馬が出来るでしょう。

イオリッツ・メンディザバル（フランス）

２００８年には前身のワールドスーパージョッキーズにて優勝しています。

アイルランドでは２００８年～２０１０年まで３年連続リーディングに輝いており騎乗技術には定評があります。

近年はＧ１勝ちも無く、パッとしない成績が続いていますが、ベテランらしい騎乗を見せてほしいですね。

しかし、他の騎手に比べると微妙な感じもしますし、２０１３年以来の来日になりますので、少し割引が必要か。

ジョアン・モレイラ（ブラジル）

この騎手はほとんどの競馬ファンが知っているのではないでしょうか。

「マジックマン」「雷神」という異名を持ち、香港に所属しているジョッキーで、毎年のようにリーディング争いをしている騎手。

日本にもほぼ毎年来日し、２０１５年のワールドオールスタージョッキーの優勝騎手。

ＪＲＡ記録でもある７騎乗機会連続勝利という神がかった騎乗を見せており、今年もすでに猛威を振るっています。

そして来年にはＪＲＡの騎手免許を取得すると言われています。

世界レベルのジョッキーですので非常に楽しみですね。

チャドレー・スコフィールド（香港）

香港の若手のホープという立場で出場してきます。

まだ２５歳の若さですが、すでにＧ１も４勝しており、騎手としてのレベルも高いですね。

今シーズンはリーディング５位まで順位を上げており、今後が楽しみなジョッキー。

今回は活躍よりも今後に向けての経験を積む機会になるのではないでしょうか。

馬質次第ですが、厳しいレースになりそうです。

桑村真明（北海道）

今年の地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップで優勝し、地方代表の座を射止めました。

２０１７年シーズンもリーディングジョッキーに輝き、名実共に地方ナンバーワンジョッキーと言っていいのではないでしょうか。

地元北海道という事で燃えていると思いますよ。

ＪＲＡ選抜騎手

戸崎圭太（美浦）

大井出身の騎手で、２０１４年から３年連続でリーディング騎手に輝きました。

昨年もルメールと熾烈なリーディング争いを繰り広げ見事２位。

今年も皐月賞をエポカドーロで制しており、やはり騎乗技術は高い。

ダートでのレースは非常に安定感のある騎乗を見せます。

田辺裕信（美浦）

昨年の美浦リーディングで２位。

２０１６年はロゴタイプで安田記念を逃げ切り勝ち、２０１７年も同馬、同レースで２着になっています。

逃げ馬に乗った時には絶妙なペースで逃げることが多く、地味だが非常にレベルの高い騎手だと思います。

中山競馬場で圧倒的な強さを見せ、地元福島でもめっぽう強い。

同じ小回りの札幌も良い競馬が出来そうですね。

しかし、現在怪我の治療中で、出場は絶望的か。

内田博幸（美浦）

大井出身のジョッキーです。

身体能力はバツグンに高く、未だにバック転が出来る程。

ダートに強く、ズブい大型馬の扱いに定評があります。

札幌のイメージはあまりありませんがどうでしょうかね。

福永祐一（栗東）

今年のダービージョッキー。

悲願のダービーをワグネリアンで制しました。

安定感のある競馬が持ち味で、若駒を教育する能力も非常に高い。

先週もサングレーザーで札幌記念を制しており、騎乗レベルの高いですね。

ダービーを制し一皮も二皮も剥けた感じです。

クリストフ・ルメール（栗東）

２０１６年からＪＲＡの騎手免許を獲得し、ＪＲＡで活躍しています。

騎乗レベルはもちろん高く、安定感のある騎乗が売り。

個人的には強化版福永騎手と言ったイメージですね。

今年の夏は函館、札幌を拠点にし、当然の様に函館リーディングを獲得。

ワールドオールスタージョッキーズでも当然ながら猛威を振るうでしょう。

ミルコ・デムーロ（栗東）

ルメールと同じく２０１６年からＪＲＡ所属のジョッキーとなりました。

ここ一番での勝負強さに定評があり、Ｇ１レースに強い。

今年の大阪杯でもスワーヴリチャードで勝利しています。

そのレースはスローペースと見るや大マクリを見せそのまま押し切る形で、大舞台での判断にも定評がありますね。

このようなイベントには燃えてくるのではないでしょうか。

武豊（栗東）

ご存じ武豊です。

ＪＲＡ記録のほとんどをこの騎手が持っているレジェンド。

抜群の体内時計を持っており、逃げ馬に乗らせた時のペース配分は見事なものです。

年は取りましたが、腕に衰えは全くなく、まだまだトップジョッキーの一因ですね。

以上ワールドオールスタージョッキーズについて書いてきました。

どの騎手が優勝するか楽しみですね。

当然ながらデムーロ、ルメール、モレイラは優勝候補。

しかし、他にもトップジョッキーが揃っており、面白いレースになりそうですね。

最後にブログランキングにてワールドオールスタージョッキーズでの注目騎手を発表します。

是非とも確認お願いします！

注目騎手①↓

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注目騎手②↓

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